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トップ > レコード・CDソフト・書籍 > SACD > ESOTERIC - ESSD-90327/28(SACDソフト 2枚組 ヴェルディ:歌劇《アイーダ》全曲)《JP》【9月19日発売予定・ご予約受付中】
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レコード史上、画期的な名演・名録音と言われているカラヤン最初の《アイーダ》が遂に登場します。黄金期のイタリア歌手が勢揃い、それを巧みに指揮する全盛期のカラヤン…。文句のつけようのない出来栄えです。“聴くだけで見えてくるオペラ”のレコード化を目指していたデッカの制作スタッフは、あの『ニーベルングの指環』と同じ名手達。音楽的にもオーディオ的にも、まさにこれこそが20世紀の遺産です。
オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CDハイブリッド化による圧倒的な音質向上で継続して高い評価をいただいているESOTERICによる名盤復刻シリーズ。発売以来決定的名盤と評価され、現代にいたるまでカタログから消えたことのない名盤をオリジナル・マスターから進化したテクノロジーと感性とによってDSDマスタリングし、世界初のSuper Audio CDハイブリッド化を実現してきました。今回はデッカの名盤から、アナログ時代を代表する名演・名録音をSuper Audio CDハイブリッドで発売いたします。
レコード史上でも画期的な名演・名録音として有名であり、待望久しかったカラヤン指揮の《アイーダ》が遂に登場いたします。 カラヤンは《アイーダ》全曲を2回録音しており、ウィーン・フィルとの2度目の1979年録音(EMI)は、先にエソテリックから「カラヤン&カラス/グレート4オペラズ」(ESSE-90072/80)としてR.シュトラウスの《サロメ》、マリア・カラスとプレートル指揮の《カルメン》と《トスカ》の4曲を収録した9枚組でリリースされています。しかし、このカラヤン最初の《アイーダ》は更なる高評価をする人も多い録音です。初のステレオ録音による全曲盤、加えてウィーン・フィルのイタリア・オペラ初録音でもあり、発売当時「ほとんど理想的なレコード演奏」と絶賛された画期的な名演・名録音でした。
ファラオ時代のエジプトとエチオピア、2つの国に引裂かれた男女の悲恋を描いた《アイーダ》は1871年12月に初演されたヴェルディの作品です。台本はパリ在住のオペラ座支配人カミーユ・デュ・ロクル。1869年に開通したスエズ運河を記念してエジプトの総督からの依頼があったとされる《アイーダ》ですが、ヴェルディは、カイロを舞台とした荘厳な物語を自分の統治下で開きたい総督の意志のもと、愛と法、国家と個人それぞれの相克が描か れた物語に興味を抱き作曲に取り掛かりました。完成後の初演はエジプト・カイロのケディヴィアル・オペラ・ハウスで行われました。歌手それぞれの見せ所に加え、第2幕第2場における〈凱旋行進曲〉のメロディなど、聴きどころ満載の作品です。
20世紀の後半を代表する巨匠ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908-1989)は、第2次大戦後の1946年から世界的に活躍、EMIと契約してウィーン・フィル、1950年頃からはフィルハーモニア管弦楽団を中心に多数の録音を行なって名声を高め、1955年からベルリン・フィル、1956年からザルツブルク音楽祭、ウィーン国立歌劇場の芸術監督を兼任して「帝王」とよばれるようになりました。 カラヤンのオペラ初録音はウィーン・フィルとのモーツァルト《フィガロの結婚》と《魔笛》(1950年)ですが、その後オペラ録音をいくつか重ね、ウィーン国立歌劇場の芸術監督に就任後は、演出も兼ねた《ニーベルングの指環》4部作をはじめとするワーグナー、モーツァルトやイタリアの主要なオペラ、ストラヴィンスキーの《エディプス王》などを指揮します。また原語による上演を徹底するとともにスカラ座と提携して歌手や演出家の交流も盛んに行い、加えて様々な改革を行なうなど、オペラ界でも大きな力を持つ、オペラのスペシャリストでもありました。
レコード界が1958年にステレオ時代を迎えて間もなく、カラヤンはグラモフォンとデッカ両方と契約、1959年3月から録音を開始します。LPの登場とともに急成長したデッカは、オペラの全曲録音に最も意欲的なレーベルであり、カラヤンとウィーン・フィルのオペラ初録音に本作品《アイーダ》を選びました。前年の5月から国立歌劇場における上演が評判になっていたのもその理由の一つだったのでしょう。キャストもマックニール(アイーダの父)以外はそれまで共演してきたイタリアの歌手を中心に選びました。ラダメス(エジプトの将軍)役にデッカの経営陣はエレーデ盤(1952年録音)のデル・モナコを強く主張します。しかしカラヤンとプロデューサーのカルショーは前年にローマで録音したセラフィン指揮の《蝶々夫人》と《ボエーム》でもテバルディと共演して大評判になった若いベルゴンツィの起用をゆずらなかったと言われています。上層部の意向に逆らうことをしてまでも、この作品を最高のものにしようとしたカラヤンとカルショーの意気込みが分かるエピソードであります。 その甲斐もあり、この《アイーダ》は、欧米では録音からわずか3か月後の1959年のクリスマス・シーズンに発売され、「ほとんど理想的なレコード演奏」と絶賛されました。カラヤンの指揮と当時のベスト・キャストといえるテバルディとシミオナート、ベルゴンツィという名歌手たちによるすばらしい演奏がその称賛の理由を見事に物語っています。
レコーディングが行われた1959年は、あの20世紀不朽の名作、ショルティ指揮『ニーベルングの指環』の第1作《ラインの黄金》の翌年で、収録スタッフ、収録ロケーションもすべて同一の状態。“現代にも十二分に通用する壮大で大迫力の音”と言われている当時のデッカ・サウンドがここでも本領発揮されています。デッカ・スタッフによるレコーディングの素晴らしさは当時から高い評価を得ていて、レコードで「劇場の空間的な効果をいかに生かすか」を研究してきたプロデューサー、カルショーならではの録音の成果も大きな話題になりました。 この《アイーダ》は凱旋の場(第2幕第2場)の壮麗な表現は当初から大きな話題になりましたが、カルショーは第1幕第2場の神殿の外の巫女たちの歌、第2幕第1場のアムネリスの部屋に外から聞こえる合唱と行進曲、第3幕のナイル河畔の場における神殿内の祈りの歌、第4幕第1場の王宮の広間と地下の裁判、第2場の神殿と地下牢など、実際の舞台でも至難な遠近感や立体感をゾフィエンザール内のいくつかの小ホールも使って録音したといわれています。まだマルチ・チャンネル録音が開発される以前の2トラック・ステレオ録音ながら「劇場でも不可能な響きをスコアどおり実現した」と絶賛されたのです。アーティストもスタッフも全員が全身全霊をかけて制作した《アイーダ》。今回のリマスタリングによる初のSuper Audio CDハイブリッド盤を試聴していただくことにより、このレコード史上でも記念碑的な名演・名録音であることを再認識するファンも多いのではないかと願っています。 Super Audio CDハイブリッド化は今回が初めて。新たにマスターからSuper Audio CDの為にリマスタリングを行いました。これまで同様、使用するマスターの選定から、最終的なDSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業をおこないました。特にDSDマスタリングにあたっては、「Esoteric Mastering」を使用。 入念に調整されたESOTERICの最高級機材Master Sound Discrete DACとMaster Sound Discrete Clockを投入。またMEXCELケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を伸びやかなサウンドでディスク化することができました。
ジュゼッペ・ヴェルディGiuseppe Verdi
アイーダ(エジプトの奴隷にされたエチオピアの王女):レナータ・テバルディ(ソプラノ) / Aida, schiava etiope: Renata Tebaldi, Sopranoラダメス(エジプトの将軍):カルロ・ベルゴンツィ(テノール) / Radames, capitano delle guardie: Carlo Bergonzi, Tenorアムネリス(エジプトの王女):ジュリエッタ・シミオナート(メッゾ・ソプラノ) / Amneris, sua figlia: Giulietta Simionato, Mezzo-Sopranoアモナスロ(エチオピア王でアイーダの父):コーネル・マックニール(バリトン) / Amonasro, re d'Etiopia, padre di Aida: Cornell MacNeil, Baritoneランフィス(エジプトの祭司長):アーノルド・ヴァン・ミル(バス) / Ramfis, capo dei sacerdoti: Arnold van Mill, Bass エジプト王:フェルナンド・コレナ(バス) / Il re: Fernando Corena, Bass 使者:ピエロ・デ・パルマ(テノール) / Un messaggero: Piero de Palma, Tenor 巫女:エウゲニア・ラッティ(ソプラノ) / Una sacerdotessa: Eugenia Ratti, Soprano 台本: アントニオ・ギスランツォーニ / Libretto: Antonio Ghislanzoni ウィーン楽友協会合唱団 / Singverein der Gesellschaft der Musikfreunde 合唱指揮: ラインホルト・シュミット / Chorus Master: Reinhold Schmidt ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / Wiener Philharmoniker 指揮: ヘルベルト・フォン・カラヤン / Conducted by Herbert von Karajan
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