独自の非接触駆動方式「ESOTERIC MagneDrive」を採用したアナログターンテーブル
T-01 ESOTERIC
Silence. Precision. Motion.
独自の非接触駆動方式「ESOTERIC MagneDrive」。驚異的な静粛性、妥協のない精度、ダイナミックな高トルクが音楽を解き放ちます。Grandioso T1のデビューから4年、ESOTERICのアナログ革命は今も続いています。
特徴
■ESOTERIC MagneDrive System
ESOTERIC独自の非接触ドライブ方式「ESOTERIC MagneDrive System」は、ブランド創立35周年を記念する初のアナログターンテーブルGrandioso T1に搭載され、その極めて静粛な回転性能と高トルクがもたらすダイナミックなサウンドにより、アナログ再生に革命をもたらしました。
T-01はモータードライバーの10MHzクロックシンク、アルミニウム+MDFによる3層キャビネットなど、ユニークな設計フィロソフィーはGrandioso T1を継承しつつ、MagneDrive Systemをシャーシに一体化し、電源ユニットを小型化した2ピース構成とすることでインストレーションを容易にしています。
精密なメカニカル・エンジニアリングと先進のエレクトロニクスが融合したT-01は、息をのむようなリアリズム、音楽的なエネルギー、そして情感の深みをもって、オリジナルのマスターサウンドを忠実に再現します。
ESOTERIC MagneDrive System(特許No.6501130)は、非接触型の磁気誘導式ターンテーブル駆動方式です。「アナログ再生におけるマスターサウンドの実現」という理念を実現させるため、プロジェクト始動から特許取得、実用化まで、5年以上の道のりを経て完成しました。
駆動用モーターの先端には、「マグネティック・ドライバー」が実装されています。この側面は、S極、N極が交互に並ぶよう着磁されています。アルミニウム製プラッターには側面下部に軟鉄製「インダクション・ホイール(誘導輪)」が実装され、マグネティック・ドライバーが回転すると、インダクション・ホイールに誘導磁力が加わり、プラッターが非接触で同期回転します。
■極めて静かな回転
ミクロンオーダーのレコード溝から振動をピックアップし、音楽信号へと変換するアナログ再生にとって、モーターが発する振動の排除は、マスターサウンド再生に欠かすことができない重要命題です。
ESOTERIC MagneDrive Systemは、モーターからプラッターへの動力伝達を非接触とすることで、モーターの振動から解放され、澄みわたるようにクリアなサウンドを獲得しています。
■マグネフロート方式のプラッター
プラッターはアルミ削り出しの13kgのハイマス設計。マグネフロート方式とすることで、軸受けにかかる負荷を約5.5kgまで低減し、高い回転イナーシャ(慣性モーメント)による滑らかな回転とフリクションレベル(摩擦抵抗)低減を理想的な形で両立し、静粛な回転に貢献しています。また、プラッターの支点をレコード盤面に近づけ、回転の安定度を高めるインバーテッドベアリングを採用しています。
プラッターは、それ自体が芸術作品レベルの仕上げを誇ります。最終工程で熟練の職人が一つ一つ丁寧に仕上げを行うことで、表面の平滑度を高め、精巧な工芸品を思わせる美しいスピン模様を生み出しています。卓越した技術と洗練された美意識を融合させたこのプラッターは、芸術性と性能に対するESOTERICのこだわりを体現しています。
■パワフルでダイナミックなサウンド
駆動トルクの高いターンテーブルは、再生ピッチの安定性に優れ、力強く揺るぎない低域を再生することができます。ESOTERIC MagneDrive方式は、非接触駆動によるノイズ低減に加え、力強い駆動トルクを誇り、音楽のダイナミズムを正確に再現することができます。
■正確な同期回転
非接触による振動遮断とともに、ESOTERIC MagneDrive方式は、回転精度において新たな基準を打ち立てました。マグネティック・ドライバーとプラッターが完全に同期して動作することで、ベルトの伸縮やプーリーの精度不足といった機械的な不完全性によって生じる従来のスピード偏差を排除します。その結果、極めて安定性が高く、高精度なプラッター回転が実現されます。
T-01の磁気同期機構は、回転伝達の物理学における基本原理を厳格に遵守し、あらゆる条件下で一定かつ信頼性の高い回転速度を維持します。この革新的な設計は、息をのむようなオーディオパフォーマンスを実現し、レコードのあらゆるニュアンスを精密かつ明瞭に捉えます。
■ESOTERIC技術の粋を結集したモーターユニット
T-01は、シャーシ内にMagneDrive Systemのモーターを内蔵することで、Grandioso T1のように専用治具を使ったセッティングの手間を省き、インストレーションを容易にしています。
MagneDrive Systemの静粛性を最大限に生かすため、モーターには特別な「バイブレーション・アブソーバー・ケース」を採用することで、シャーシへの振動伝達を最少化しています。
■「バイブレーション・アブソーバー・ケース」採用モーターユニット
モーター本体は、防振ラバー・ワッシャーを介してリング状のブラケットから吊り下げられ、モーターから発生する振動を周囲の構造体に伝わりにくくしています。
このリング状ブラケットを黄銅削り出しの2層式ヘビーウェイト・ベース(ケース本体)に固定することで残留振動を効果的に吸収します。この防振ケースに入ったモーターアッセンブリーは、自重でアルミニウム製ベース上に配置され、異種素材の接合によって振動モードが分散されます。アルミニウム製ベース部には特殊なスリット加工を施すことでさらに振動モードが細かく分散されるように設計されています。
■Master Sound Discrete Clock回路
モータードライバー回路は、高精度な10MHzクロックを内蔵し、モーターを駆動するドライブ波形を正確に生成しています。クロック回路はオリジナルのMaster Sound Discrete Clockを採用し、高精度に磨きをかけています。
■10MHzマスタークロックの外部入力が可能
外部10MHzクロック入力を装備。別売のマスタークロックジェネレーター(G-01XD、G-05)を接続することで音質を更にアップグレードすることができます。この構成により、モーター駆動回路に超高精度な基準クロック信号が供給され、極めて正確な波形生成、優れた回転安定性、そしてさらに高いレベルの音楽的表現力を実現します。
■メンテナンスフリーで長寿命
ESOTERIC MagneDrive Systemは、従来のターンテーブルと比べて、駆動ベルトの定期的な交換の手間が省け、可動部の摩耗も大幅に低減されます。この革新的な設計により、プレミアム・ターンテーブルならではの高音質を、世代を超えて末永くお楽しみいただけます。
■Elegance in Performance
「マスターサウンドの再現」という唯一無二のデザイン・ゴールに向けて、T-01のシャーシは、音質へ影響を及ぼすあらゆる振動を最適にコントロールします。T-01のシャーシはF1レーシングカーのように機械工学的に設計されており、剛性と柔軟性のバランスを極限まで追求することで、構造的完全性、共振制御、そしてダイナミックな応答性の卓越した調和を実現しています。
そのエレガントで無駄の無いフォルムは、エンジニアリングの精度、洗練された職人技、そして機能美を視覚的に体現しています。
■アルミニウムとウッドによる3層シャーシ
肉厚のアルミニウムレイヤーでウッド(MDF)を挟んだトリプル・レイヤーを採用。トップレイヤーにはトーンアームをマウントし、ボトムレイヤーにはMagneDrive System、スピンドルアッセンブリー、アイソレーション・フットをマウント。その中間に内部損失の大きいウッドレイヤー(ミッドシャーシ)を構成することで、トーンアーム/プラッター間の相互的な振動伝達を防ぎ、濁りの無いクリアな音質を得ています。木製のミッドシャーシは、振動の遮断のみならず、素材の持つ豊かな中低域により、オリジナルマスターテープを彷彿とさせる、トーンバランスに優れた音楽表現力をT-01に与えています。
■美しいハイグロス・ピアノ仕上げのミッドシャーシ
木製のミッドシャーシは、何層にもわたる塗装と研磨工程を重ねたハイグロス・ピアノ仕上げ。革新的なターンテーブルにふさわしい最高水準の質感を求めました。工芸品のようにオーガニックで艶やかな漆黒の光沢。その深みのある表情は、モダンで機能的なアルミニウム製レイヤーとダイナミックなコントラストを描き、T-01を所有する悦びを更に高めてくれることでしょう。
■スパイク+受け皿+ダンパーを一体化した特殊なアイソレーション・フット
ESOTERIC独自のスパイクと受皿を一体化した特許取得構造に、ハウリングを防ぐためのダンパー機能を追加した新開発アイソレーション・フットを採用しました。ピンポイント・スパイク・フットならではの優れた振動減衰特性やシャープなフォーカスを維持しながら、ハウリングの原因となる超低周波を効果的に遮断し、クリアなアナログサウンド再生に貢献しています。
■スタティック・バランス型トーンアームTA-9S搭載
高精度ジンバル・ベアリングを搭載したESOTERICオリジナルのスタティック・バランス・トーンアームTA-9Sを採用。豊かな低域とダイナミックレンジ、抜群のラテラル安定度を誇る高精度ジンバル・ベアリング・システムを搭載し、ダイヤル調整式のアンチスケーティング機能、VTA調整機能を装備しています。各ユニットは、CNC加工によって製造された高精度アルミニウムおよび黄銅製部品を使用し、熟練した日本の職人によって丹念に手作業で組み立てられています。この妥協のない精度、職人技、そして製造品質こそが、TA-9Sを従来の量産型トーンアームとは一線を画する逸品にしています。
■アームレスでのオーダーも可能
T-01は、お客様ご自身のチョイスでアームが選べるよう、アームレス(AL)仕様でオーダーすることも可能です。また、オプションのアームベースキットにより、最大2本※までアームを増設することができます。
※アーム取り付け部の形状などにより、アームポストの位置や増設本数に制約が生じる場合がありますので、他のアームを増設する場合は特約店までお問合せください。
■セパレート式電源ユニット
モーター/コントロール回路用の電源ユニットには、大型トロイダルトランスを採用。ターンテーブル本体からセパレートすることで、振動やノイズを排除し、クリーンで力強くターンテーブルを駆動します。アルミニウムを多用したエンクロージャーは、コンパクト化によりインストレーションを容易にしています。
■ターンテーブルシート
ターンテーブルシートは、ニュートラルな音色特性で知られる日本の伝統紙「和紙」で作られています。一切色付けのない純粋なサウンドを再現するために特別にセレクトされ、大切なレコード盤面を傷から保護するとともに、日本の伝統工芸と先進的なエンジニアリングを融合させるというESOTERICの姿勢を体現しています。
仕様説明
■ターンテーブル部
| 回転数 |
33 ⅓rpm、45rpm |
| 回転数調整範囲 |
±12.5%(0.1%刻み) |
| ワウフラッター |
0.06%以下(W.R.M.S) |
■クロック入力
| 入力端子 |
BNC × 1 |
| 入力インピーダンス |
50Ω |
| 入力可能周波数 |
10MHz(±10ppm) |
| 入力レベル |
0.5〜1.0Vrms(サイン波) |
■トーンアーム部(TA-9S)
| 形式 |
スタティックバランス型 |
| 全長 |
309mm |
| 実効長 |
232mm |
| 軸受中心からスピンドル中心まで |
216mm |
| オーバーハング |
16mm |
| オフセット角 |
22.5° |
| 針圧印加範囲 |
0〜3g(0.25gステップ) |
カートリッジ シェルバランス範囲 |
15〜32g(ヘッドシェル含む) |
| ヘッドシェル自重 |
17g |
■一般
| 電源 |
AC 100V、50/60Hz |
| 消費電力 |
8W(スタンバイ時 0.3W) |
外形寸法 (W×H×D、突起部含む) |
|
| -本体(アーム装着時) |
539 × 206 × 432mm |
| -本体(アームレスモデル) |
517 × 185 × 432mm |
| -電源部 |
146 × 128 × 353mm |
| 質量 |
|
| -本体 |
35kg(ベースユニット22kg、プラッター13kg) |
| -電源部 |
7kg |
| 付属品 |
設置用治具
-高さ確認ゲージ × 1
ターンテーブルシート × 1
DC電源コード × 1
電源コード × 1
フェルト × 7
ハンドル × 2
取扱説明書 × 1
ご愛用者カード × 1
トーンアーム TA-9S × 1(アームレスモデルには付属しません)
アームベース × 1(アームレスモデルには付属しません)
六角レンチ × 1(アームレスモデルには付属しません) |
| メーカー保証 |
3年(メーカー登録後) |
※仕様および外観は改善のため予告無く変更することがあります。