これぞ真のオーディオ用電源ブロック!
iFi PowerStation電源ブロック(タップ)は、Active Noise Cancellation(アクティブ・ノイズ・キャンセレーション)を使用して、システム全体にクリーンな電源を供給し、ハイパフォーマンスなオーディオ/AVシステムを実現します。
あらゆるオーディオ・システムは、貧弱な電源品質に汚染される可能性を持っています。これは、とりわけ都市部に住んでいる人々の多くに影響を与える問題です。私たちが使っている電源の品質は、安物のスイッチングモード電源を典型的な家庭用機器でふんだんに使うことで、そしてまた常にRFI/EMI(電磁干渉/無線周波数干渉)にさらされていることで、ますます損なわれます。スピーカーのドライブ・ユニットを動かすのは電気信号です。もしもこれらの信号が形成されるもとになる「精製されていない燃料」(システムに供給される電力)が腐敗していたら、音質にネガティブな影響が出ることは避けられないでしょう。
iFiでは、(電源から直接であろうと、USBポート経由であろうと)供給される電力中の「ノイズ」(歪み)を低減する効果のきわめて高い製品を数多く製造していますが、PowerStationは弊社独自のActive Noise Cancelation(アクティブ・ノイズ・キャンセレーション)をシステム全体で提供する最初の製品で、8個の電源接続端子が電源の問題を解決します。
特徴
iFiのPowerStationは、すべてのノイズを「アクティブ」にキャンセルします。つまり、パッシブ型の製品よりもずっと多くのノイズを、全周波数帯域にわたって、より低い周波数帯域でさえ、キャンセルすることができるということです。
各接続端子にさらにパッシブ・フィルターを追加して、最高域のノイズも根絶します。
各接続端子はどれもが専用のチェンバー内に収容されて独立しているので、ディファレンシャル・モードの相互汚染を防ぐとともに、EVA(エチレン・ビニール・アセテート)を戦略的に配置することによって、振動もダンプします。
PowerStationは正しい極性を示してくれるので、やっかいな極性の問題を回避することができます。
PowerStationはシステムのアースが取れているかを示してくれます。アース/グラウンド・ソケットを装備しているので、グラウンド・ケーブルを接続してアース起源のバズ音やハム音を除去することができます。
システムがすでにアースに接続されている時に、万が一PowerStationのアース/グラウンド・ソケットにグラウンド・ケーブルを接続しても、グラウンド・ループが生じることはありません。
内蔵の過電圧サージ保護が、電源の短絡、スパイク、サージ、機器の故障からシステムを守ってくれます。
■Active Noise Cancellation 2(アクティブ・ノイズ・キャンセレーション2)
PowerStationの核心となる、パフォーマンスを強化するテクノロジーは、Active Noise Cancellation 2、すなわちiFi独自のノイズ撃退テクノロジーの最新バージョンです。電源「コンディショニング」製品の大半は、フィルターとレギュレーターを選定することで、パッシブにノイズ低減を行います。これも効果はありますが、電源信号中のノイズをキャンセルするために逆流ノイズを使用する弊社のアクティブ・システムと比較すると、先天的に不利益な側面を持っています。このアクティブな動作方式は、ノイズ・キャンセリング・ヘッドフォンのテクノロジーに似ていなくもありません。
電源中のノイズは、原因によって様々な周波数で生じます。パッシブなノイズ低減システムは、周波数帯域の上限域では有効ですが、低域ではそれほどの効果は得られない傾向があります。さらに、パッシブなシステムは、ほんとうに効果をあげようとしたら、大きなキャパシターを必要とするため、最高級の製品になると、大型で高価になってしまいます。
iFiのActive Noise Cancellation 2は、周波数帯域全体を通じて、一貫して約-40dB程度ノイズを低減する効果があります。これが、それぞれの電源端子のパッシブ・フィルターと組み合わされて、最高周波数帯域(無線伝送システムが原因となるのが典型です)までノイズを根絶するのです。その結果、ディファレンシャル・モード・ノイズ(たとえば、昔ながらのスイッチングモード電源が原因となります)とコモン・モード・ノイズ(WiFiやBluetoothが原因の干渉)の両方で、きわめて効果の高いノイズ低減を実現する電源ブロックとなっているのです。
■インテリジェント・グラウンド&ポラリティー&サージ・プロテクション
PowerStationの「スマート」診断シスムは、正しい極性を示したり、システムが適正にアースに接続されているかを示すことによって、問題が生じる可能性を回避するのを手助けしてくれます。有効なアースが欠如していると、スピーカーからバズ音やハム音が聞こえますが、これは電源のロウレベルのノイズが増幅された結果生じるのです。こういったノイズは、オプションのグラウンド・ケーブルをPowerStationのアース・ソケットに接続することによって浄化することができます。iFiは、この回路を「インテリジェント・グラウンド」と呼んでいます。なぜなら、システムがすでにアースに接続さている場合でもグラウンド・ループ(バズ音やハム音の一般的な原因になります)が生じないからです。
家庭用AC電源に関しては、いちばん一般的な接続エラーが2つあります。
第一のエラーは、極性に関するエラー(アメリカ型プラグとヨーロッパ型プラグの間違ったピン配列)です。以下は日本の電源コンセントです。インテリジェント・ポラリティー(極性)は、ピン配列が間違っている場合には、LEDを赤色に変えることで、自動的にそれを知らせてくれます。
第二のエラーは、グラウンド/アースの欠落です。
グラウンド/アースの欠落があるのかどうかわからないシステムでも、iFi Power Stationをシステムに差し込むだけで、そのどちらであるかが確認できます。すべてが問題ない場合は緑色のLEDが2個点灯します。
iFi PowerStationは、接続されているすべてのオーディオ/AVコンポーネントのパフォーマンスを向上させるだけでなく、接続されている機器を電源のスパイクやサージから保護します。瞬時に、そして繰り返し保護することによって、電源の変動による損傷が起こらないようにし、これによって安心して機器をご使用いただくことができます。保護回路が作動した場合、PowerStationは、絶対に安全な状態になった時にのみ再起動します。
■デザイン
PowerStationのケースは、ダーク・アノダイズド・アルミニウムで堅牢に組み立てられており、高品質なオーディオ/AVコンポーネントにふさわしいものとなっています。内部では、8個の電源接続端子がそれぞれ独立したチェンバーに個別に収容され、これによってディファレンシャル・モードの相互汚染を防ぐとともに、EVA(エチレン・ビニール・アセテート)を戦略的に配置することによって振動もダンプします。
注意
- ・同梱された電源コードを使用してください。また同梱された電源コードは、他の製品に使用しないでください。
- ・感電の恐れがあるので、他の電源タップには接続しないでください。感電を防ぐために、屋内の乾燥した場所でのみご使用ください。
- ・電源コンセントと配電盤の間が少なくとも10メートル以上離れていない場合は、この製品を設置しないでください。
- ・水槽など、水に関連した製品とは一緒に使用しないでください。
- ・製品は、iFi audio本社オフィスから電気用品安全法に係る複数の登録検査機関(日本国の登録を受けた検査機関)に問い合わせた見解として、電気用品安全法施行令の定める電気用品(特定電気用品、特定以外の電気用品)に該当しないことを確認しております。そのため、PSEマークの記載がありませんが、これは上記の見解によるものです。
仕様説明
ノイズ除去 |
>40dB(>100x) |
サージ保護 |
最大30,000A@1,000V 10uS |
動作電圧 |
90V-265V |
サイズ |
478mm(長さ)x 96mm(幅) x 76mm(高さ) |
重量 |
1.98kg(4.37lbs) |
メーカー保証 |
12ヶ月 |
※製品の仕様、外観などは予告なく変更されることがありますので、予めご了承ください。