独立基板型11chフルディスクリート・パワーアンプを搭載する、マランツの最高峰一体型AVサラウンドアンプ
SR8015は、独立基板型の11chフルディスクリート・パワーアンプとHDAM搭載の13.2ch電流帰還型プリアンプを搭載しており、マランツの一体型AVアンプのラインアップにおいて最上位に位置付けられる製品です。一体型AVアンプの課題である「映像回路とデジタルオーディオ回路から発生する高周波ノイズ」そして「一筐体に多チャンネルのオーディオ回路を内蔵することによるチャンネルセパレーションの悪化」に正面から取り組み、2chステレオ再生とマルチチャンネル再生、双方のクオリティをかつてないレベルにまで引き上げたSR8012の発売から3年、定評の高音質にさらに磨きをかけ、8K映像信号のパススルーやHDR、IMAX EnhancedやAuro-3Dなどのイマーシブオーディオ、そして新4K8K衛星放送のサラウンド音声が楽しめるMPEG-4 AACなどの最新機能を満載した新たな旗艦モデルとしてSR8015が誕生しました。
SR8015の独立基板型フルディスクリート・パワーアンプは、定格出力は140 W + 140 W(8 Ω、20 Hz - 20 kHz、THD 0.05 %、2ch駆動)、実用最大出力は250W(6Ω、1 kHz、THD 10%、1 ch駆動)を誇り、低能率なスピーカーも余裕をもって駆動することができます。11chのパワーアンプすべてを1chごとに独立した基板にマウントすることで、一体型AVアンプでありながらHi-Fiコンポーネントに匹敵するレベルのチャンネルセパレーション、空間表現力を実現しています。プリアンプ回路にはマランツが誇る高速アンプモジュールHDAM®-SA2を採用。新たに定電流回路を追加することにより、プリアンプ回路における大幅な低歪化を実現。広帯域にわたるフラットな周波数特性とオペアンプの約10倍に及ぶハイスルーレートにより、ワイドバンド化するサウンドトラックやハイレゾ音源も忠実に再生することができます。
特徴
独立基板型11chフルディスクリート・パワーアンプ
一体型AVアンプでありながらHi-Fiコンポーネントに匹敵するレベルのチャンネルセパレーション、空間表現力を実現するために、11chのパワーアンプすべてを1chごとに独立した基板にマウントし、電源トランスの左右に対称に配置するシンメトリカル・レイアウトを採用。個々のアンプはハイスピードなフルディスクリート回路により構成し、全チャンネル同一クオリティとすることにより、チャンネル間の音のつながり、立体的な音響空間への没入感を最大化しています。定格出力は140 W + 140 W(8 Ω、20 Hz - 20 kHz、THD 0.05 %、2ch駆動)、実用最大出力は250W(6 Ω、1kHz、THD 10%、1ch 駆動)を誇ります。接続するスピーカーのインピーダンスは最低4 Ωまで対応。ディスクリート構成であるため、回路設計およびパーツ選定の自由度が高く、Hi-Fiアンプと同様に徹底した音質チューニングを行うことができます。SR8015には新開発のカスタムフィルムコンデンサーの他、高品位な金属皮膜抵抗や電解コンデンサーによって音質を磨き上げています。サラウンドバックおよびオーバーヘッドスピーカーを使用しない場合には、5chのスピーカーをすべてバイアンプ接続して高音質化するフルバイアンプドライブにも対応しています。
圧倒的な余裕を誇る電源回路
アンプの性能の根幹を支える電源回路のキーパーツには入念なリスニングテストによって厳選された高音質パーツを贅沢に使用しています。電源の要であるトランスにはノイズの影響を排除するシールドケース付きの大型のトロイダルコアトランスを、そしてパワーアンプ回路に電源を供給するブロックコンデンサーにはSR8015専用に開発されたカスタムコンデンサー(22,000μF ×2)を採用することにより、大音量再生時にも圧倒的な余裕をもった電源供給を実現しています。電源部の強化と同時にパワーアンプなどの周辺回路の細部に至るまで徹底した音質チューニングを行うことにより、きめ細かく表情豊かな音色と透明感が高くより深い奥行きを感じさせる空間表現力を実現しています。
HDAM搭載13.2ch電流帰還型プリアンプ
プリアンプ回路には、マランツがHi-Fiコンポーネントで培ってきたワイドレンジ、ハイスピードを実現する回路設計のノウハウを惜しみなく投入しています。その心臓部には、超ハイスルーレート誇るマランツオリジナルのディスクリート高速アンプモジュールHDAM®-SA2を採用しています。新たに定電流回路を追加することにより、プリアンプ回路における大幅な低歪化を実現。広帯域にわたるフラットな周波数特性とオペアンプの約10倍に及ぶハイスルーレートにより、ワイドバンド化するサウンドトラックやハイレゾ音源も忠実に再生することができます。また、入力セレクター、ボリューム、出力セレクターそれぞれの機能に特化した高性能カスタムデバイスを用いることにより信号経路を最短化。不要な信号経路の引き回しを排除することにより、透明感が高く情報量の豊かなサウンドを実現しています。13.2chのプリアウトを装備しているため、ハイトスピーカーの追加やパワーアンプの強化などシステムの拡張が柔軟に行えます。また、新たにパワーアンプの動作を停止させ、高品位なAVプリアンプとしての使用を可能にする「プリアンプモード」を搭載しました。
3DオーディオフォーマットDolby Atmos、DTS:Xに対応
SR8015は、新世代のオブジェクトオーディオ技術Dolby Atmos、DTS:Xに対応。頭上も含む全方位に展開する自然な音響空間に包み込まれることにより、まるで映画の世界に入り込んだようなサラウンド体験が可能になります。SR8015は11chのパワーアンプを搭載しているため、パワーアンプの追加なしに[5.1.6]、[7.1.4]やフロントワイドを含む[9.1.2]システムを構築できます。13.2chプロセッシングに対応しているため、2chパワーアンプを追加すれば[7.1.6]および [9.1.4]までシステムを拡張できます※。また、「Dolby Surround」および「Neural:X」により、ステレオや5.1ch、7.1chの信号を立体的な3Dサウンドにアップミックスすることもできます。
※DTS:Xでは[7.1.4]、[9.1.2]まで。2020年10月に [7.1.6]および [9.1.4]に対応するDTS:X Proへのファームウェア・アップデートを提供予定です。
IMAX® Enhancedに対応
SR8015は、IMAXとDTSによる厳格な性能基準を満たすIMAX Enhanced認定製品であり、IMAXとDTSの技術によってデジタルリマスターされたIMAX Enhancedコンテンツの再生に最適化されたサウンドモード「IMAX DTS」、「IMAX DTS:X」が使用可能です。これにより、ホームシアターにおいてかつて経験したことがないほどのクオリティで、映画制作者の意図通りにIMAX Enhancedコンテンツを再生することができます。
Auro-3D ® に対応
SR8015は、Auro-3Dデコーダーを搭載。通常の5.1chセットアップにフロントハイト(FHL+FHR)、センターハイト(CH)、サラウンドハイト(SHL+SHR)、トップサラウンド(TS)スピーカーを加えた11.1chシステムで、自然で臨場感豊かな3Dサウンドを楽しむことができます。さらにパワーアンプを追加すればサラウンドバックスピーカーを含む13.1chシステムまで拡張することができます。また、Auro-Matic®アルゴリズムによって、モノラル、ステレオおよびサラウンドコンテンツを自然な3Dサウンドにアップミックスすることも可能です。
MPEG-4 AACに対応
SR8015は、新4K/8K衛星放送で使用されている音声フォーマットMPEG-4 AAC(ステレオ、5.1ch)に新たに対応。4Kや8Kの超高解像度な映像を臨場感豊かなサラウンドサウンドと共に楽しむことができます。
Dolby Atmos Height Virtualizer、DTS Virtual:Xに対応
SR8015は、最新のバーチャル3DサラウンドテクノロジーDolby Atmos Height Virtualizer およびDTS Virtual:Xに対応しており、ハイトスピーカーやサラウンドスピーカーを設置していないステレオ、5.1ch、7.1chなどの環境においても、高さ方向を含むあらゆる方向からのサウンドに包み込まれるイマーシブオーディオ体験を可能にします。3Dサラウンドフォーマットの信号はもちろん、ステレオや5.1ch信号に対しても適用することができるため、既存のコンテンツも臨場感豊かに楽しむことができます。
32bitフローティングポイントDSPを2基搭載
Dolby Atmosをはじめとするサラウンド音声信号のレンダリングやデコーディング、音場補正など負荷の大きな処理を同時に行い、高音質を実現するためには非常に高い処理能力が求められます。SR8015は、13.2ch分の処理を余裕をもって行うために2基の32 bitフローティングポイントDSPを搭載。高度な処理能力によって音源の持つクオリティを余さず引き出します。
32bit プレミアムD/Aコンバーター「AK4458VN」
旭化成エレクトロニクス製 32bit 8ch D/Aコンバーター 「AK4458VN」を採用。S/N が高く、歪みが極めて少ないため、繊細な音の描写、透明感の高い空間表現に優れています。32bit処理の内蔵デジタルフィルターによりきめ細かく自然なサウンドを実現します。ディテールの表現力向上のために、出力抵抗に高精度な薄膜型金属皮膜抵抗を使用しています。D/A変換回路を映像回路やネットワーク回路から独立した、専用基板にマウントすることにより相互干渉を排除しています。
HDMI入力、ネットワークオーディオの音質を向上
2020年のマランツのAVアンプ開発においては、HDMI入力およびネットワークオーディオの音質向上をテーマに、コンデンサーや抵抗など数多くのパーツの品種や定数の見直し、基板上のパターンの強化、クロックモジュールの振動対策など、これまで以上に時間をかけて入念なサウンドチューニングを行いました。試作と試聴を幾度も重ね、効果を確認しながら音質を磨き上げた結果、より立体的な音像、透明感の高い空間表現力を実現しました。
高周波ノイズコントロール
SR8015はシャーシの低インピーダンス化のために銅メッキシャーシを採用しています。また、DSPやネットワーク、USBなどのデジタル回路への電源供給には専用のローノイズSMPSを使用し、アナログ回路との相互干渉を排除。デジタル電源回路の動作周波数を通常の約3倍に高速化してスイッチングノイズを再生音に影響の及ばない可聴帯域外へシフトしています。電源ラインに流入するノイズはデカップリングコンデンサーを用いて除去しています。コンデンサーの種類や定数はサウンドマネージャーによる試聴を繰り返し最適なものを選定。導電性ポリマーコンデンサーや薄膜高分子積層コンデンサーなど高性能なパーツを贅沢に使用しています。さらに基板やシャーシを固定するビスやワッシャーの種類を使用する箇所に応じて変更するなど、これまでに積み重ねてきた様々なノウハウを用いて音質をまとめ上げ、透明感の高い空間表現を実現しています。
全チャンネル同一のスクリュー式スピーカー端子
すべての端子にスピーカーケーブルを確実に締め付けることができるスクリュー式のスピーカー端子を採用。バナナプラグにも対応しています。全端子が水平に配置されており、容易にケーブルを接続することができます。付属のリアパネルの表示と同色のケーブルラベルをスピーカーケーブルに貼り付ければ誤配線の心配なしに接続が行えます。
Audyssey MultEQ XT32
専用マイクによるオートセットアップ機能「Audyssey MultEQ XT32」を搭載。下位グレードであるAudyssey MultEQ XTに対して32倍のフィルター解像度で補正を行います。これは、映画館における補正に用いられるAudyssey MultEQ Proと同じフィルター解像度であり、ホームシアターにおいても極めて高い精度で音場補正を行うことができます。最大8ポイントでの測定結果をもとに、スピーカーの距離、レベル、およびサブウーファーのクロスオーバー周波数を最適な状態に自動設定。さらに、接続されたスピーカーとリスニングルームの音響特性を測定し、時間軸と周波数特性の両方を補正することで、ルームアコースティックを最適化。簡単な操作でクリアな定位、シームレスで流れるようなサラウンド効果を楽しむことができます。2台のサブウーファーを個別に測定、および補正する「Sub EQ HT」も搭載しており、それぞれに最適な設定を自動で行うことができます。また、セットアップマイクを取り付けるためのマイクスタンドを付属。マイクの高さを座ったときの耳の高さに合わせて調整することで、より精度の高いスピーカーのセットアップが可能です。SR8015はスピーカーの構成やAudysseyによる測定・補正データ等を含む2通りのスピーカー設定を保存することができます。スクリーンの上げ下げやカーテンの開閉等により部屋の音響特性が変化してしまう場合に、予めそれぞれに最適な2スピーカー設定を保存しておくことで、簡単に切り替えることができます。 ドルビーイネーブルドスピーカーについては、Audyssey MultEQによる自動補正に加え、天井までの高さを設定することでさらに補正の精度高めることができます。
Audyssey MultEQ Editorアプリ
「Audyssey MultEQ Editor」アプリには、AVレシーバー単体では設定できない詳細な調整項目が用意されているため、部屋に起因する音響的な問題に対してさらに精密なカスタマイズが可能になり、個々のユーザーの好みも反映した理想的なサウンドを実現することができます。インストーラーやホームシアターのエキスパートがこのアプリを使うことによってAudyssey MultEQ XTの能力を最大限に引き出すことができます。 詳細はこちら
8K/60p、4K/120pに対応するHDMI入出力
HDMI入力1系統(HDMI 7)、出力2系統(モニター1/2)が8K/60pおよび4K/120p映像信号のパススルーに対応しています。また8入力/3出力すべてのHDMI端子が最新の映像コンテンツに対する著作権保護技術「HDCP 2.3」に対応。衛星放送やインターネットを通して配信される4K/8K Ultra HDコンテンツの超高精細映像をハイクオリティなサウンドとともに楽しむことができます。 ※8K対応プレーヤーを接続する際は、“Ultra High Speed 48 Gbps HDMI”ケーブルをご使用ください。
HDR+、Dynamic HDRに対応
SR8015は、映像のダイナミックレンジを拡張する「HDR(High Dynamic Range)」映像信号のパススルーに対応しています。HDR10、Dolby Vision、HLG(Hybrid Log-gamma)に加えて、新たにHDR10+およびDynamic HDRにも対応したため、最新のパッケージメディア、ストリーミング、放送などソースを問わず表現力豊かなHDR映像を楽しむことができます。
eARC、CECに対応
SR8015は、従来のARC(Audio Return Channel)に加え、「eARC(Enhanced ARC)」にも対応しています。eARCでは、テレビからAVアンプへの5.1chや7.1chのリニアPCM信号やDolby TrueHD / DTS-HD Master Audioなどのロスレスオーディオ、Dolby Atmos / DTS:Xなどのオブジェクトオーディオの伝送が可能です。またテレビとの電源ON / OFFや入力切替などの連携を可能にするHDMI CECにも対応しています。
ゲーム&VR体験の質を向上させる次世代スペックに対応
SR8015は、HDMI 2.1の新機能「ALLM(Auto Low Latency Mode)」、「VRR(Variable Refresh Rate)」、「QFT(Quick Frame Transport)」、「QMS(Quick Media Switching)」に対応しています。ALLMはコンテンツの種類に応じて画質とレイテンシーのどちらを優先するかを自動で切り替える機能です。例えばゲームやVRコンテンツを再生する際には、レイテンシーが最小になるよう自動で設定され、操作に対する画面表示の遅れを最小化します。その際AVレシーバーは、画質調整やi/pスケーラー、オートリップシンクなど、レイテンシーに影響する機能を停止します。VRRは、PCやゲーム機などの映像ソース機器とディスプレイを同期させ、任意のタイミングでリフレッシュレートを切り替えることを可能にします。これにより画面割れ(ティアリング)やカクつきなしに映像を表示することができます。QFTは、ディスプレイ側のフレームレートは変更せずに、映像ソース機器からの伝送速度を上げることでレイテンシーを低減し、ゲームやVRコンテンツにおける表示の遅延を解消し、スムーズでシームレスな映像を実現します。QMSは、ディスプレイとソース機器のリンクを維持したままフレームレートや解像度を切り替えることを可能にします。これにより従来発生していた画面のブラックアウトや表示の乱れの問題を解決します。
8Kアップスケーリング
SR8015は、入力されたアナログおよびHDMI映像信号を8K/60pや4K/60pなどにアップスケーリングしてHDMI出力することができます。
※フレームレート変換は行いません。
※コンポジット、コンポーネントビデオ信号は480i/576iのみHDMI出力可能です。その他の解像度のアナログ映像入力信号はHDMI信号には変換されません。
HDMIスタンバイパススルー
本機がスタンバイ状態でも、ソース機器からのHDMI入力信号をTVに出力することができます。また本機がスタンバイ状態でもリモコンの入力ソース選択ボタンで本機の入力ソースを切り替えることができます。
充実のネットワークオーディオ機能 HEOS
HEOS-BUILT_INワイヤレス・オーディオシステム「HEOS」のテクノロジーによるネットワークオーディオ機能を搭載。セットアップ、操作は無料のHEOSアプリで誰でも簡単に。音楽ストリーミングサービスやインターネットラジオをはじめ、ローカルネットワーク上のミュージックサーバー(NAS / PC / Macなど)やUSBメモリーに保存した音源やスマートフォン、タブレット、Bluetooth®機器など、多彩な音源を再生できます。さらに同一のネットワークに接続した他のHEOS Built-inデバイスにSR8015で再生中の音楽を配信することもできます。
音楽ストリーミングサービス、インターネットラジオ
話題のロスレスストリーミング配信サービスAmazon Music HDをはじめ、AWA、Spotify、SoundCloudなど様々な音楽ストリーミングサービス※に対応。ストリーミングサービスでは、これまでのように自分の好きなアーティスの楽曲を選んで再生することはもちろん、最新楽曲から往年の名曲まで、音楽のジャンル、時代、その日の気分などで選べる多種多様なプレイリストが豊富に用意されているため、新たな音楽との出会いの可能性が無限に広がります。また、音楽、トーク、ニュースなど世界中のインターネットラジオも楽しむことができます。MP3、WMA、AACフォーマットで配信されているインターネットラジオ放送に対応しています。インターネットラジオ局の検索は、「TuneIn」のデータベースからジャンルや地域、言語などをもとに簡単に行うことができます。 ※サービスの利用には別途登録・契約や料金が必要な場合があります。
Amazon Alexaに対応
SR8015は、Alexa搭載デバイスからの音声コントロールに対応。Alexaに話しかけるだけで再生、停止、スキップや音量の調整などの基本的な操作に加えて、Amazon Musicの楽曲から楽曲名やアーティスト名、年代、ジャンルなどを指定して再生することができます。また、TuneInのデータベースに登録されている世界中のインターネットラジオから好きな放送局を音声で呼び出すこともできます。
5.6 MHz DSD & ハイレゾ音源対応
Hi-ResミュージックサーバーやUSBメモリーに保存したDSDファイルやハイレゾ音源の再生に対応しています。DSDファイルは5.6MHzまで、PCM系ファイルは192kHz/24bitまで再生することができます。さらに、DSD、WAV、 FLAC、Apple Losslessファイルのギャップレス再生にも対応。クラシック音楽や、ライブ盤などを聴いても曲間で音が途切れることがありません。
ネットワーク / USBメモリー対応フォーマット
|
サンプリング周波数 |
ビットレート |
ビット長 |
拡張子 |
DSD |
2.8/5.6kHz |
- |
1ビット |
.dsf/.dff |
WAV |
32/44.1/88.2
96/176.4/192kHz |
- |
16/24ビット |
.wav |
FLAC |
44.1/48/88.2
96/176.4/192kHz |
- |
16/24ビット |
.flac |
ALAC |
44.1/48/88.2
96/176.4/192kHz |
- |
16/24ビット |
.m4a |
MP3 |
32/44.1/48kHz |
32〜320kbps |
- |
.mp3 |
WMA |
32/44.1/48kHz |
48〜192kbps |
- |
.wma |
AAC |
32/44.1/48kHz |
48〜320kbps |
- |
.aac/.m4a |
※著作権保護のないファイルのみ再生出来ます。
※FAT32 またはNTFS フォーマットのUSB メモリーに対応しています。
※すべてのUSB メモリーに対して、動作および電源の供給を保証するものではありません。USB 接続タイプのポータブルHDD で、AC アダプターを接続して電源が供給できるタイプのものを使用する場合は、AC アダプターのご使用をおすすめします。
AirPlay 2対応
iPhoneやiPad、Macなどから手軽に音楽を再生できる「AirPlay 2」に対応。Apple Musicやアプリなどの音声をSR8015で楽しむことができます。また複数のAirPlay 2対応機器によるマルチルーム再生にも対応しています。さらに、「ホーム」アプリ上でSR8015をアクセサリとして追加すると、Apple Music※やiPhoneのライブラリの曲をSiriによるボイスコントロールで再生することができるようになります。
※ サービスの利用には別途登録・契約や料金が必要な場合があります。
Bluetooth®対応
スマートフォンやタブレット、PCなどのBluetooth(A2DPプロファイル)対応機器からのワイヤレス音楽再生に対応。AVRCPプロファイルにも対応しているため、本機のリモコンで再生、一時停止、スキップなどの操作を行うこともできます。最大8台までのBluetooth機器とペアリングすることができます。
Bluetooth送信機能も搭載
SR8015はBluetooth送信機能も搭載しており、本機で再生中の音声をBluetoothヘッドホン等でも再生することができます。たとえば、リビングのスピーカーで再生している音楽をキッチンで家事をしながらヘッドホンで一緒に聴いたり、夜間などスピーカーで大きな音が出せない時間帯にBluetoothヘッドホンで映画を楽しんだりすることができます。
※SR8015からはヘッドホンの音量を調整できません。音量調整機能付きのBluetoothヘッドホンをご利用ください。
2.4 / 5 GHzデュアルバンドWi-Fi 対応
SR8015は、Wi-Fi(無線LAN)接続に対応しているため、設置場所に有線LAN環境がなくても、ネットワークオーディオ、インターネットラジオの再生やアプリでの操作が行えます。2.4 GHz帯に加えて5 GHz帯にも対応しており、より安定した通信が可能です。ルーターへの接続は、ボタンひとつでつながる「WPS」やiOSデバイス(iOS 7以降)による設定にも対応。テレビ画面に表示されるガイダンスに沿って簡単な操作でネットワーク接続が行えます。
Phono入力装備
MMカートリッジ対応のPhono入力を装備しています。フォノイコライザーを内蔵していないレコードプレーヤーでも直接接続して手軽に楽しむことができます。
Marantz 2016 AVR Remote
無料のスマートフォン、タブレット用リモコンアプリ「Marantz 2016 AVR Remote」に対応。 同一ネットワーク内のiPhoneやiPad、Androidスマートフォン、タブレットからNR1711の操作や設定が行えます。
セットアップアシスタント
テレビ画面に表示される操作ガイドに沿って、誰でもかんたんに接続と初期設定ができるセットアップアシスタント機能を搭載。スピーカーの接続と設定、ネットワークの接続、入力機器の接続までを画像とテキストで初心者にも解りやすくガイドします。
スマートセレクト機能
リモコン上の4つのスマートセレクトボタンに入力ソース、音量レベル、サウンドモードの設定などを登録することができます。スマートセレクトボタンを押すだけで、登録した複数の設定をまとめて切り替えることができます。
マルチゾーン機能(3ゾーン/3ソース)
メインルームと同じソース、または異なるソースを同時に楽しめるマルチゾーン機能を搭載。SR8015は2系統のマルチゾーンプリアウトを搭載しています。また、メインゾーンでハイトスピーカーを使用していない場合には、そのアンプをゾーン2/ゾーン3に割り当てることができます。それぞれのゾーンで個別に入力の選択やボリュームの設定が可能です。また、All Zone Stereo機能を使用すると、メインゾーンで再生中の音楽を同時にすべてのゾーンで楽しめます。
その他の特長
- ピュアダイレクト機能
- トーンコントロール(Bass ± 6dB、Treble ± 6dB)
- 小さな音は明瞭に、急に出る大きな音は小さく抑え深夜の視聴などに便利な「Audyssey Dynamic Volume」
- 小さな音量でも臨場感を損なわない「Audyssey Dynamic EQ」
- 圧縮音源を原音に近い状態に復元する「M-DAX(Marantz Dynamic Audio eXpander)」
- 3D映像伝送対応
- HDMIコントロール(CEC)対応
- 学習機能付きリモコン付属
- スマートテレビのリモコンで本機を操作できるスマートメニュー機能
- Webブラウザで設定ができるWebコントロール機能
- スリープタイマー機能(10分〜120分)
- オートスタンバイ機能(15 / 30 / 60分)
- 着脱式電源ケーブル
仕様説明
定格出力 |
140 W + 140 W(8 Ω、20 Hz - 20 kHz、THD 0.05 %)
175 W + 175 W(6 Ω、1 kHz、THD 0.7 %) |
実用最大出力 |
210 W + 210 W(6 Ω、1 kHz、THD 10%、JEITA)
250 W(6 Ω、1 kHz、THD 10%、1 ch駆動、JEITA) |
適合インピーダンス |
4 - 16Ω |
S/N比 |
102 dB(IHF-A、ダイレクトモード時) |
周波数特性 |
10 – 100 kHz(+1、-3 dB、ダイレクトモード時) |
HDMI端子 |
入力×8(8K対応入力×1、フロント×1)
出力×3(8K対応モニター出力×2、ゾーン2×1) |
映像入力端子 |
コンポーネント×3、コンポジット×5(フロント×1) |
映像出力端子 |
コンポーネント×1、コンポジット×2(モニター×1、ゾーン2×1) |
音声入力端子 |
アナログ×8(フロント×1)、Phono(MM)×1、7.1ch入力×1、
光デジタル×2、同軸デジタル×2 |
音声出力端子 |
13.2chプリアウト×1、ゾーンプリアウト×2、ヘッドホン×1 |
その他の端子 |
ネットワーク×1、USB-A(フロント)×1、セットアップマイク入力×1、
Bluetooth/Wi-Fiアンテナ入力×2、RS-232C×1、DCトリガー出力×2、
フラッシャー入力×1、マランツリモートバス(RC-5)入出力×1 |
無線LAN(ネットワーク種類 / 周波数) |
IEEE 802.11 a/b/g/n準拠(Wi-Fi®準拠) / 2.4 GHz、5 GHz |
Bluetooth |
バージョン 4.2
対応プロファイル 受信: A2DP 1.2、AVRCP 1.5 送信: A2DP 1.2
対応コーデック SBC
送信出力 / 通信距離 Class 1 / 約30 m(見通し距離) |
電源 |
AC 100V、50 / 60 Hz |
消費電力 |
780 W |
待機電力 |
0.2 W(通常スタンバイ)/ 0.5 W(CECスタンバイ) |
最大外形寸法 |
W440 x H185 x D460 mm (アンテナを寝かせた場合)
W440 x H248 x D460 mm (アンテナを立てた場合) |
質量 |
17.6 kg |
付属品 |
かんたんスタートガイド、リモコン(RC045SR)、
単4形乾電池 × 2、セットアップマイク、マイクスタンド、
ケーブルラベル、Bluetooth / Wi-Fiアンテナ×2、電源コード |