デジタルの「音の良さ」と、アナログの「暖かさ」を融合させたパワーアンプ
パワーアンプに求められる音質とは?
「パワーアンプ」は、ゲイン・オブ・ワイヤーがベストであるとされています。入力された信号に「色」を付けずに「スピーカーを駆動」すること。 理屈は簡単ですが、質量のあるスピーカーユニットを「瞬時に移動」させ、慣性でさらに動き続けようとするユニットを「瞬時に止める」ことは並大抵のことではありません。 そのために「音質」を追求するとパワーアンプは、大型で恐ろしく重くなります。 しかし、技術の進歩はこの「問題」を解決しました。スイッチング電源と素子を搭載する「D級アンプ」は、非常に高効率で発熱が少なく、小型の素子で「大型アンプの様に力強くスピーカーを駆動する」ことを可能としました。 また、プッシュプル・トランジスター(アナログ)アンプで避けられない「ゼロクロス歪み」も発生せず、歪みも小さくなっています。軽く、歪みが少なく、ユニット駆動・制動能力に優れる「D級アンプ」こそ、現在最も理想に近いパワーアンプの方式なのです。
D級アンプの問題点
アンプの効率を上げるためにいち早くスイッチング電源を採用したのは、SONYです。なんと1977年には、パルスロック電源という名称でスイッチング電源を実用化していました。 最近では、大流行の後あっという間に消え去った小型パワーアンプ「フライングモール」がD級アンプです。 ではなぜ、これらのアンプが従来の製品に取って代われなかったのでしょう?それは、スイッチング素子を使うアンプに特有な「無表情でつまらない音質」が原因ですが、その元凶は「高周波ノイズ」にあります。 つまり、「高周波ノイズ」さえクリアできれば、デジタルアンプは、これまでのアンプと同等以上の音質を実現できるのです。 AIRBOWが20年以上前に発売したアナログアンプ「Little Planet」、「Luna」、「Tera」は、SONYのパルスロックと同様のスイッチング電源を使います。 けれど、その「高音質」は今も認められていて、中古の人気も高いままです。なぜならばその時代に、AIRBOWはすでに「高周波ノイズ」に対する有効な対策を発見していたからです。 AIRBOWが使う「高周波ノイズフィルター」の原理はありふれたシンプルなもので、驚くほど簡素です。しかし、その実現にはハイエンドのオーディオ機器でさえ使われる事がないような「優れたコンデンサー」が必要です。 現在主流の高周波対応コンデンサーは、構造上の理由から「高周波でミクロの振動」を発生するものが多く、高域を濁らせる原因となっています。AP701にも、一部そのようなパーツが使われていました。
高周波ノイズを除去し、大型アンプに比類する音質を実現
AP701には、左右独立のD級パワーアンプ「Hypex社製 Ncore」とそれをドライブするためのアナログ回路がツインモノラル(左右独立)で搭載されます。 またTEACの文法通りに回路とパーツは、必要最小限に「簡素化」されています。パーツの少ないAP701のチューニングは、約30箇所の改良に留まりましたが、現在は入手できない超高音質電解コンデンサー「ブラックゲート」や「OSコン」を的確に使用することで、 ベースモデルとは比べものにならない高音質の実現に成功しました。 AP701 Specialがお客様に提供できるのは、ベースモデルを確実に回る「音の細やかさ(解像度の高さ)」と再生周波数帯域の広さ、そして圧倒的な「立体感(音場に体が包み込まれるようなイメージ)」です。 高周波ノイズの悪影響から完全に解き放たれたD級アンプは、「スピーカーとアンプの存在」を完全に消し去ります。まるで空気が直接「鳴っている」かのような今までに感じたことのない新鮮な感覚でスピーカーが鳴ります。 オーディオ機器の存在をまったく感じることなく、いくらでも、どれだけでも音楽を聞き続けられます。今までなんとなく聞いていた「楽曲」に新しい魅力が見つけられる、続きが聞きたくてスイッチを切れなくなってしまう。 AP701 Specialは、このサイズ、重量、価格でそれを実現します。
複数台を使ってさらにバージョンアップ
小型軽量のAP701 Specialは、Bi-Amp対応スピーカーと2台を組み合わせることでさらに音質を向上させられます。また、贅沢ですが片側のアンプを使わず、1台を「モノラルアンプ」として使うことでも、音質は明確に向上します。
バージョンアップに対応
逸品館での購入の可否にかかわらず、ノーマルからAIRBOWへのバージョンアップを実施しています。
30日間安心保証付き
AP701 Specialは、30日間の返品保証付きです。また、事前に音質やお客様の好みとの相性を確認できる、試聴機貸し出しサービスもご利用いただけます。
カラー
仕上げ美しいシルバー、精悍なブラックから、お選びいただけます。
シルバー
ブラック
コンプリートパッケージ
AET TSD HS/AC 1.8mがセットになったコンプリートパッケージもご用意致しております
シルバー
ブラック
主な仕様
最大出力 |
260W + 260W (4Ω、1kHz、JEITA)、170W + 170W (8Ω、1kHz、JEITA) |
アナログ入力 |
XLR (2番HOT) × 1系統、RCA端子 (金メッキ) × 1系統 |
消費電力 |
210W |
寸法/重量 |
444 (W) × 111.3 (H) × 348.2 (D) mm/9.9kg |
ノーマルモデルからのカスタムチューン
逸品館以外のお店や中古でTEAC 701シリーズを購入された場合、追加費用のお支払いでAIRBOWモデルへのチューンナップを承ります。
ノーマルからのチューンナップでも、純正のAIRBOW製品と変わらぬ性能を発揮しますが、AIRBOWモデルを新品でご購入の場合に付いている 「24ヶ月修理保証」と「1ヶ月満足度保証」は附属しません。
改造によって故障発生の頻度が増えることはありませんが、万一改造後発生した故障につきましては、改造前の製品がまだメーカー保証中であったとしましても保証はなくなり、 有償修理となりますのであらかじめご了承の程お願い申し上げます。
詳しくは
【AIRBOWバージョンアップサービスについて】をご覧ください。
※一部対象外のモデルもございます。
逸品館からTEAC AP-701をお買い上げのお客様は、130,000円(税別)/143,000円(税込)にてバージョンアップを承ります。
商品画像は、代表画像をイメージとして掲載している場合がございます。必ずしも商品名の画像と一致しているわけではございません。また、商品の仕様・パッケージ等につきましては予告なく変更される場合もございます。あらかじめご了承をお願いいたします。
オーディオ逸品館に掲載しています商品は他の逸品館販売サイト、実店舗と在庫を共有し同時販売しています。ご注文のタイミングによっては「在庫有り」表記の場合であっても欠品が発生する場合もございます。
万が一当社在庫およびメーカー在庫共に在庫切れの場合、お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、その際はご連絡の上、ご注文をキャンセルさせていただく場合もございます。何卒ご了承くださいますようお願いいたします。